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女子大生 オナホを売る。

「女子大生がオナホを売る?」

そんなタイトルに目を引かれ、気づいたら書店でこの本をレジに持って行ってました。

正直、購入するときは少し恥ずかしかったですが、、、。

読み始めると、

最初から最後まで速読が苦手な私でも読めてしまうくらい、

読みやすい一冊でした。

また、ビジネス初心者中の初心者にも読みやすい内容になっています。

下記のような人におすすめです。

・消費者の隠れた心理(インサイト)を知る方法について学びたい

・SNSやビジネスをやっていて、売れる商品コンセプトの作り方を知りたい

・ビジネス用語を知らない初心者の方

著者紹介

タイトルの通り、著者は当時「女子大生」だった神山理子さん。

もちろん、普通の女子大生ではなく少し特殊な経歴の持ち主です。

 ★経歴

・18歳 楽曲制作をして、曲を売っていた。

・20歳 シンガポールの会社でWebマーケティングの修行後、音楽メディアを業界No. 1まで育て上げ売却

・21歳 オナホをD2Cの会社を創業→売却

他にも、
・マグロ漁船に乗ったり
・ひよこのおすすめを仕分けするバイトをしたり

なんとも凄い経歴ですよね。

「そんなすごい人が書いた本だから気難しいのでは、、、?」

と思われがちですが、

安心して下さい。

冒頭でも説明しましたが、初心者でもたいへん読みやすい内容になっています。

ビジネス書が苦手な人に是非、紹介してあげたいと思うくらい。

 

読みやすいポイントとして、

・ビジネスの難しい用語を使っていないこと

・オナホを選んだ理由〜商品を販売するまでが、具体的でわかりやすいこと

上記2つが理由です。

また、一次情報が具体的に書かれているため大変わかりやすかったです。

 

本の内容としては、下記の5つの見出し構成になっております。

・商品開発

・インサイト

・売るコンセプトの決め方

・チャンネルの決め方

・会社の売却方法

本当に、0から会社の売却方法までを書かれています。

ここがオススメ:インサイトの発見方法

先ほどあげた見出しは、ビジネスにおいてどれも重要な要素ですが、

その中でも特におすすめなのが、「インサイトの発見方法です」

インサイトとは・・・消費者の隠れた心理のことです。

※ここから先は少しネタバレになる可能性あり

 

ビジネスにおいて消費者心理を考えることがとても重要です。

そこで弊害となるのが、思い込みです。

消費者は「こう思っているのではないか〜」と思い込むことで、本来の消費者心理が見えなくなります。それは言わば、商品開発の失敗を意味します。

神田さんのインサイトの発見方法は、真新しい方法では決してありません。

それどころか、とても地道で、時間のかかる方法です。

画期的ですごい!!という方法ではありませんよ。

しかし、その方法だからこそ、消費者の根底にあるインサイトを発見することができ成功を納めることができたと思います。

 

神田さんの強みは=「フィールドワーク力」

私はこの本を読み終わったあとに、

神田さん=フィールドワーク系女子と脳内が認識しました。

フィールドワークとは・・・研究対象となっている人々と共に生活をしたり、 そのような 人びとと対話したり、インタビューをしたりする社会調査活動のこと

神田さんは、

・炊き立てのご飯と焼きたてのシャケをお昼に食べるために、高校で炊飯器と七輪を持ちこんだ

・パナマ人と一緒にマグロ漁船に乗った

・ひよこの仕分けバイトをしている

・アダルトショップの前の道路で、該当アンケートを取る

などなど、好奇心行動力が只者ではありません。

 

これこそが、彼女の天性のビジネスセンスだと思います。

普通の人なら、そこまでできないと思います。

少なくとも、私ならマグロ漁船には乗りたくないな、、、

 

消費者心理になるために、自分自身がその立場になること

ここへのプロ意識にはたいへん関心しました。

 

そういえば、「相手の気持ちは分かりませんが、分かろうとうすることが大切だよ。」と

昔、学校の先生に言われたことを思い出しました。

そして、多くの人の考え方や価値観を持ち合わせることで、クリエイティブ力を育てるこ
ができ、商品コンセプトや今後の開発をさらに爆速で成長させていくのだと実感しました。

結論:ビジネス初心者は買うべき!

初心者でもわかりやすい

・マーケティングの基本が書かれている

・小手先やテクニックだけじゃないビジネスの本質が学べる

本になっています。

是非、初心者のビジネスマンに読んで欲しい一冊です。

 

きっとどはまりしますよ。

 

オナホだけに…。笑